監修:日本赤十字社医療センター 血液内科部長 骨髄腫アミロイドーシスセンター長 石田 禎夫 先生

全身性ALアミロイドーシスの治療

全身性ALアミロイドーシスは、完全に治る(治癒する)ことが難しい病気ですが、治療効果が得られれば長期間のコントロールが可能です。治療により、症状を改善し、病状の落ち着いたより良い状態(寛解状態)を保ちながら、病気と付き合うことが大切です。
治療の効果がみられることを『奏効』といいます。

「全身性ALアミロイドーシスの治療」の説明画像

血液検査や尿検査をすることで、病気の状態を知ることができます。

「検査の種類」の説明画像

FLC:遊離軽鎖、eGFR:推算糸球体濾過量、cTn:心筋トロポニン、NT-proBNP:脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント
※正常値は各施設により異なります