監修:日本赤十字社医療センター 血液内科部長 骨髄腫アミロイドーシスセンター長 石田 禎夫 先生

腫瘍崩壊症候群

体内の尿酸の増加や血液の性質の変化、尿の量の減少などが起きることがあります。尿量が減ったと気づいた場合や、体調の変化に気づいたら、すぐに医師または医療スタッフに相談しましょう。

ご注意

ダラキューロ®/ダラザレックス®の投与中には以下のような副作用に注意してください。

このような症状がみられた場合は、重大な副作用であることもありますので、放置せず、次の診察を待たずに早めに医師、薬剤師に相談してください。

腫瘍崩壊症候群の症状、予防・対策など

がん細胞が大量に壊されて体内の尿酸が増えたり、血液の性質が変わったり、腎臓からの尿の産生が減少したりすることがあります。

症状が重くなることがありますので、適した予防処置や検査による経過観察を行うことがあります。

主な症状

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予防・対策など

水分補給により予防できる可能性がありますので、まずは水分を十分にとることが大切です。また、お薬で予防することもあります。

尿量が減ったと気づいた場合や、体調の変化に気づいたら、すぐに医師または医療スタッフに相談しましょう。

「予防・対策など」の説明画像